
陰影までも美しい、天井に魅せられる暮らし
- 延床面積
- 130.82㎡(39.57坪)
- 階数
- 2階
- 性能
- C値:0.5 ㎠/㎡ Ua値:0.34 W/㎡・K
- 設計
- –
コンセプト
すっきりとしたシルエットが印象的な外観。
玄関からファミリークローゼット、パントリー、そしてキッチンへと続く帰宅動線で、毎日の動きがとってもスムーズに。
さらにキッチンのすぐ隣にランドリースペースを設けることで、家事のしやすさもぐんとアップ。忙しい日々の中でも「ラクに、心地よく」過ごせる間取りになっています。

玄関まわりは、家族でBBQを楽しんだり、お子さまと一緒にDIYをしたりと、外あそびが楽しめるゆとりのある空間。
雨の日には車を玄関先まで寄せて、ビルトインガレージのようにも使える便利さも。
季節や天気に合わせて、暮らしの幅がぐっと広がるスペースです。

玄関の脇にひっそりと設けた手洗いスペース。
外から帰ってきたときや、お庭で遊んだ後など、「ちょっと水が欲しいな」というタイミングで、すぐに使えるのが嬉しいポイント。

たっぷり収納できるシューズクロークは、壁一面に設けた可動棚で、見た目以上の収納力。
玄関から直行できる動線で、アウトドア用品やベビーカーなどの収納にもぴったりです。

印象的な“木の天井”がつくる、落ち着きとぬくもり。
視線を引きつける木製のルーバーの天井が、空間にやわらかなリズムとあたたかみを与えています。
ダイニングの上部をやさしく包み込むような設計で、家族の会話が自然と弾む居心地の良さに。
スタイリッシュなスケルトン階段とのコントラストも美しく、上質な空間に仕上がっています。

リビングとダイニングのあいだに設けた、ほんの少しの段差。
床の高さと本棚でゆるやかに空間を仕切ることで、気配はつながりながらも、それぞれの居心地が生まれています。

無骨さと繊細さが共存する造作キッチンは、空間の印象を引き締める主役。
小物や雑貨を飾るのも楽しみのひとつ。
収納だけじゃない、“魅せる”キッチンだからこそ、日常がちょっと特別に感じられます。

キッチンとダイニングが自然につながるように配置されたオープンなつくり。
料理をする人も、食卓にいる人も、どちらも会話の中心になれるような、心地よい距離感が魅力です。

シャープなステンレス天板と、やさしい木の質感のバランスが絶妙なキッチン。
振り向けば必要なものがすぐ手に取れるような、背面収納がとても便利。
無機質になりがちなキッチンに、木のカウンターやマットな扉がやわらかな空気を添えてくれます。

キッチン横には、朝の身支度がちょっと楽しみになるような、洗面スペース。
コンクリート風のカウンターが空間の印象をキリッと引き締めつつ、白タイルや木の棚がやさしく調和して、バランスの取れた仕上がりに。
オープン収納が多く、タオルやかごなど“見せる収納”も楽しめるのがポイントです。

2階の廊下からふと目線を向けると、リビングにつながる窓越しに明るい景色が広がります。
高窓や吹き抜けとリンクするこの室内窓があることで、上下階の空間がつながり、自然とコミュニケーションも生まれる設計に。

ガラス越しに光や気配が伝わることで、家族のつながりを感じられるやさしい仕掛けになっています。
壁の一部に木の温もりが加わるだけで、空間全体がふわっと和らぐのが不思議です。